フェンス塗装実験

フェンス補強実験

 

そんなわけで、上記の記事の続き。フェンスの根本をもりっとコンクリートで包むと補強効果はあったのかどうか。途中雨続きだったのでじっくり10日ほど乾かした本日、フェンスを触ってみるとコンクリートがバッチリと固まって補強の効果がありました。インスタントコンクリートでもりっとするだけでかなり違いますねぇ。まぁ大工歴20年強の近所のかずくん曰くうちのフェンスはそんなに高さがないからそれで十分でしょうとの事。

確かにうちのフェンスは1mも無いくらいですからね。というわけで低いフェンスが経年劣化でなんとなく緩んできたなーって人には根本をコンクリート補強するのがおすすめですな。そんなにコストも掛からないし簡単ですし。キチっとコンクリートを盛りたい人は木材で四角い型枠でも作れば綺麗にコンクリートを盛れるでしょうな。わたしはスライムみたいな形で十分ですが笑

 

それで、フェンス補強はコストの割にはうまく行ったので次は、

 

 

経年劣化でくすんできたフェンスの色をなんとかしてみたいと思います。外の塗装って屋根もそうですけど紫外線のせいで頑張っても10年くらいしか持たないんですよね。こまめに塗ってあげるのが一番物持ちが良くなりそうですが、今回はこれで実験してみました。

 

 

 

 

ビバホームで一番安く売っていたラッカースプレー

 

お値段なんと一本200円くらい笑。これをミッチャクロン等のプライマー・サーフェイサー(下地づくり)を使わずに直吹きしてみます。価格的には外で使うもんじゃないさそうだし、なんとなく一雨で全部剥げてしまいそうですがこのラッカースプレーはアクリル(樹脂)が使われていて調べてみると結構雨風に強いそうなので実験開始。つや消し黒は普通の黒よりシビアに塗らなくてもいい気がするのでつや消し黒を選びました。

 

フェンス塗装だとスプレー塗装よりは圧倒的にローラーやハケで塗装したほうがキレイに仕上がりますが、敢えてスプレー塗料でやってみるのは下部を養生しなくていいから笑、という超絶ズボラなせいでもあるけど今回はできるだけ簡単にフェンス塗装をやってみる実験だからという意味合いが強いです。と、いう言い訳です笑

 

ちなみに、スプレー塗装は大まかに水性塗料・(アクリル)ラッカー塗料・ウレタン塗料・油性(アクリル)塗料の4種類あるみたいです。ここでちょっとあれ?って思うのが(アクリル)ラッカー塗料と油性(アクリル)塗料。どちらもアクリルが付いているから同じもんなのかと思いきや塗料を液体に保つ「溶剤」の違いなんだそうです。アクリルは塗膜を作る「樹脂」だから何剤で塗料が液体に保たれているかの違いなんですね。なるほどよくわからん。

 

そんなわけでアクリルラッカースプレーをさーっとフェンスに吹いてみました。

 

 

なんでもアクリルラッカースプレーは重ねて塗らないとキレイにならないとの事でしたので、一度吹いて乾かして二度吹きしてみました…うーんまぁ素人塗装だからムラがあるけど施工前よりはくすみは目立たないかなぁ。

なんでも、アクリルラッカースプレーでそれなりに仕上げるには3度、4度吹きくらいは普通らしいのでフェンスの経過観察をしつつ気が向いたら色を重ねてみたいと思います。まぁ実験なのでやりたい放題やってみます笑

 

アクリルラッカースプレーがそこそこ保つならそれこそこまめにスプレーを吹き付ければいいですもんね、一本約200円だし。まぁ、すぐ雨で落ちるようなら今度は屋根に使われるような塗料でリトライしてみます笑

 

 

【R2.8.12に追記】

 

この記事の後もう一回重ね塗りをして仕上げました。合計3回塗りなので4回までは重ね塗りをしませんでしたが、スプレー塗装からおよそ4ヶ月、その後どうなったのかを写真で残しておきます。8月12日撮影。

 

 

 

 

幾多もの雨風に打たれているので汚れてはいるけど、塗装自体はピンピンしてますね。塗ったところからサビも特に出ていませんな。と、いうわけでわたし的にフェンス塗装は缶スプレーで十分って感じかなぁと思いました。またくすんできたら洗ってスプレー吹けばいいし。

 

ついでにざっくりと盛ったコンクリートも機能しています。そこまでかっちりと直さなくてもいいかなって人はこのようなフェンスのメンテナンスで良いでしょうね。もちろんお金をかけて新品に取り替えるほどの効果はありませんのであしからず笑

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